
上記の疑問にお答えします。
鼻に貼っているテープは、鼻腔拡張テープというアイテムで、ブリーズライトとも言います。
本記事では以下が分かります。
- 鼻腔拡張テープを貼る意味
- 実際に使用した感想
- 鼻腔拡張テープで速く走れるのか?
これより先は鼻腔拡張テープをブリーズライトと表記します。
目次
ブリーズライト(鼻腔拡張テープ)とは?
ブリーズライトとは、鼻にテープを貼る事で、鼻腔を拡げて鼻呼吸を楽にしたり、鼻のつまりを軽減してくれるものになります。
さらに、いびき軽減の効果もある、薬剤不使用のテープになります。
しかし、ランニング中に貼ると効果があるという記載は、どこにも見当たりません。
上記のことから、まずはスポーツをする為に開発された商品ではないということですね。
では、なぜブリーズライトを貼り、ランニングする人がいるのか?
それは、ランニングは有酸素運動なので、酸素を体に取り込む必要があります。
なので、鼻腔を拡げて、鼻呼吸を楽にしてくれるアイテムを使用する事で、ランニングに効果的と考えて使用されているということです。
ブリーズライトを実際に使用してみた感想
私はブリーズライトをマラソン大会の時に貼るようにしています。
テープを目立たせたくなかったので、クリア(透明)タイプを選びました。
感想は鼻腔を拡げるテープなので、貼った時に少し引っ張られる感じがあります。
そして、貼る前よりも鼻の通りが良くなり鼻呼吸が楽に感じます。
肝心のマラソン大会中はブリーズライトを貼ったから、いつもよりも速く走れるとは思いませんでした。
でも、鼻の通りが良くなるので、走っている時の鼻呼吸は楽です。
軽く鼻呼吸をしただけで、簡単に酸素を取り込める感覚でした。
これは、実際に私が貼ってみて感じた感想なので、一概に全てが正しいというわけではありません。
そして、ブリーズライトを使用したのは8月の気温が30℃を超える猛暑の日でした。
貼る時は汗をかく前に貼り付けましたが、鼻の脂などは特に気にしていませんでした。
念の為、気になる方は油取り紙やティッシュなどで軽くふき取ってから貼るのが良いです。
貼り直しですが、私は3~4回貼り直しましたが問題なく貼る事が出来ました。
レース中に汗をかいても剥がれる事無く、10km走り切ることが出来ました。
走った後も剥がそうと思って、剥がさない限り勝手に剥がれてくる事はありません。
そして、11月にフルマラソンでも使用しました。
その時の気温は15℃でした。
貼る前は洗顔シートで鼻をしっかりと拭いてから貼りました。
結果、汗をかなりかきましたが、フルマラソン後もしっかりと鼻に貼り付いていましたので、レース中に剥がれてきてレースに集中出来ないことはありませんでした。
なので、ブリーズライトはランニング中に有効かなと思って大会や大事な練習の日は必ず使用しています。
ブリーズライトの詳細や取り付け方法
ブリーズライトの付属品はブリーズライト10枚が小分けになっています。
必要枚数だけ持ち歩けて便利です。
そして、使い方ガイドが入っています。
ブリーズライトの枚数は買う種類によって違いますので、購入前にご確認下さい。
購入前の注意点
購入前の注意点はサイズが以下の3種類あるということです。
- ラージサイズ(大きめの鼻に適します。)
- レギュラーサイズ(成人のほとんどの方の鼻に適します。)
- スモールサイズ(キッズ5歳以上・鼻の小さな女性)
自分の鼻に合うサイズを使うことが重要になります。
箱の横に実寸大が載っているので、確認する事でサイズ間違いを防止する事が出来ます。
ブリーズライトの種類と説明!
ブリーズライトのタイプは全部で6種類あります。
- スタンダードタイプ
- クリアタイプ
- エクストラタイプ
- エクストラクリアタイプ
- クールタイプ(メントールの香り)
- キッズタイプ
それぞれの違いですが、「スタンダードタイプ」と「クリアタイプ」は同じ種類です。
違う点はテープの色で肌色とクリアの違いがあります。
「エクストラタイプ」と「エクストラクリアタイプ」もテープの色が肌色とクリアがあります。
そして、エクストラタイプはスタンダードタイプよりもバネの力が50%強くなっています。
クールタイプはスタンダードタイプと同じ種類ですが、メントールの香りがします。
キッズタイプは小さめのサイズで色が3色あります。
詳しくはブリーズライト製品情報も確認して見て下さい。
因みに私はスタンダードのクリアタイプを使用しています。
ブリーズライトの取り付け方法
ブリーズライトの取り付け方法は以下です。
- まずは貼る位置を見つけます。
- 鼻骨の下を親指と人差し指で挟みます。
- 鼻呼吸が出来なくなる位置があると思います。
- そこが最適な取り付け位置となります。
ブリーズライトは、貼る位置が重要になります。
※正しい位置に貼れていないと効果を最大限に発揮する事は出来ません。
実際に貼る前に鼻が汗や脂で濡れている場合は洗ったりふき取るなどして乾燥させてから貼る様にしましょう。
そして、貼る時は貼る位置に合わせてから、テープの中央を鼻の中央に合わせてテープ両側を鼻にそって指でしっかりと押さえて接着させましょう。
ブリーズライトの取り付け方法は簡単ですが、実際に貼る前は付属の使い方ガイドを一読してから貼ると、より確実に取り付けをする事が出来ます。
鼻呼吸は楽だが結局は「自分の力次第」
ブリーズライトを貼る事で、鼻呼吸は楽になりますが、自分の力次第なところもあると思います。
例えば、どれだけ良いアイテムを使用しても、マラソン大会で良い結果を出すのも、悪い結果を出すのも自分の力次第です。
普段、どれだけしっかりとトレーニングを積めるかで結果が変わってきます。
なので、前提として走る練習をして、さらに、ブリーズライトを貼って鼻呼吸を楽にして自己ベストを狙うという気持ちで使用するのが良いです。
一番良くないのが、ブリーズライト頼みになるという事ですね。
ただ、私は今後もブリーズライトを大会で使用します。
あきらかに鼻呼吸が楽になる感覚があったからです。
鼻呼吸が楽になるだけで、走る時のストレスが軽減されると思います。
最後に
ランニングでブリーズライトを使用する目的は鼻腔を拡げて楽に呼吸をする為です。
実際に貼ってみると、鼻腔が拡がり呼吸が楽になる感覚があったので間違いありません。
ただし、ブリーズライトを貼っただけではタイムを大幅に更新出来るわけではないと思います。
もし、マラソン大会でブリーズライトを使用して良い結果が出たとしても、ブリーズライトの力ではなく、自分の力だと思って良いと思います。
呼吸を楽にしてくれるアイテムという認識で使用するようにしていきましょう。